カスタマーサポート向けAIエージェントの導入を検討している担当者向けに、国内の主要な導入支援会社9社を比較して紹介します。各社の特徴や提供サービス、導入実績を整理し、自社に合ったパートナーを検討する際の参考情報としてまとめています。
ZeQは、2013年からZendesk導入支援を行っているZendesk認定プレミアパートナー※です。プレミアパートナーはZendeskパートナー制度における最上位ランクに位置づけられており、高度な専門知識と導入実績を持つ企業が認定されています。
Zendesk認定資格を持つスタッフが多数在籍し、導入計画の策定からカスタマイズ、運用定着までを伴走型で支援。Zendesk AIを活用したカスタマーサポートの生産性向上やサービス品質の改善、従業員体験(EX)の向上に向けた取り組みを継続的にサポートしています。
また、グループ企業にはWebサイト制作や業務システム導入のノウハウがあり、Salesforceなどの業務システム連携や機能拡張アプリの開発など、多様な開発ニーズに対応できる点も特徴です。SlackやZoomを活用した密なコミュニケーション体制により、導入後のフォローも行っています。
主な提供サービスとして、Zendesk AIの導入支援、活用方法の提案、現場スタッフ向けトレーニング、設定代行、KPI分析、導入後の定期的なサポートや設定調整などを提供しています。利用審査のサポートも含め、導入初期から運用定着までを幅広くカバーしています。Zendesk製品全般(Support、Guideなど)や各種拡張アプリへの対応も可能です。
Zendesk AIを活用したカスタマーサポート環境の構築支援を中心に、国内企業での導入実績を積み重ねてきました。IT、EC、サービス業など幅広い業界に対応しており、累計500社※を超える支援実績を通じて、Zendesk活用による業務改善を支援しています。
AVILENは、音声対話型(コールセンター)AIエージェントに特化した導入支援を提供しています。顧客対応をAIで代替・補完することで、通話対応の効率化や応対品質の均質化を支援している点が特徴です。ボイスボットの開発・運用ノウハウを活かし、自然な対話設計と迅速なレスポンスを重視したAIエージェント構築を行っています。
プロンプト設定によって対応スタイルを柔軟に調整できるほか、会話内容の自動要約や出力により、アフターコールワーク(ACW)の効率化にも対応。人員負荷の軽減や運用効率の向上を目的に、導入から定着までを伴走型で支援しています。
提供サービスとして、AIエージェントの構築・導入支援、カスタムAIエージェント開発、帳票処理AIエージェント「帳ラク」、コールセンター向けAIエージェント、採用支援AIエージェントなどがあります。音声対応に加え、CRMへの自動入力やFAQ・VOCの自動生成などをカバーし、システム連携を重視したSaaS型サービスを提供しています。
金融機関における金融商品問い合わせ対応、保険代理店での引受問い合わせ対応、不動産業界の住居トラブル対応、IT企業での営業活動支援など、多様な業界でAIエージェントの導入実績があります。あわせて、メーカーの受発注に関わる帳票処理や、ダイレクトリクルーティング支援、営業議事録やSFA登録の自動化など、生産性向上を目的とした活用も進められています。
Classmethodは、Zendesk導入における顧客負担の軽減を重視し、導入から運用、開発までを一貫して支援しています。丁寧なヒアリングを通じて要件を整理し、運用開始後の技術的な相談やカスタマイズ開発にも対応することで、実践的なZendesk活用をサポートしています。
また、オンラインでのトレーニング提供にも対応しており、オペレーターがスムーズに運用を開始できる体制づくりを支援。クラウド、モバイル、ビッグデータ、AIなど幅広い技術領域に精通している点を活かし、API連携やアプリ開発による柔軟なシステム拡張にも対応しています。
Zendesk製品・サービス全般(ライセンス提供を含む)に対応しており、導入時のオンライン研修、システム設定代行、技術サポートを提供しています。加えて、API連携やアプリ開発を通じた機能拡張にも対応し、オペレーター向けの利用説明や運用課題の整理まで含めて、導入から運用までを継続的に支援しています。
業界や企業規模を問わず5,000社※を超える支援実績があり、IT、製造、金融など多様な業界でZendesk導入支援を行ってきました。問い合わせ管理やマルチチャネル対応の効率化を目的としたプロジェクトを通じて、業務改善や顧客体験向上を支援しています。
User Localは、言語処理に特化したAIを搭載したサポートチャットボットを提供しており、曖昧な質問や表現のゆらぎにも柔軟に対応できる点が特長です。直感的な管理画面により、専門知識がなくてもQ&Aの追加・修正が行え、テキストマイニングを活用した分析メニューも充実しています。
専任のサポートチームが初期構築の代行から運用改善まで伴走し、テンプレート活用によって運用負担の軽減を支援。短期間での公開が可能で、生成AIによるQ&A自動生成やRAGを活用したドキュメント検索により、問い合わせ削減とスムーズな運用定着を後押しします。
ChatGPT連携機能を搭載した法人向けAIチャットボット「サポートチャットボット」を中心に、生成AI機能(Q&A自動生成、RAG検索)、有人チャット、フォーム表示、多言語対応、ファイル管理、自動レポート作成などを提供。カスタマーサポートや社内ヘルプデスク向けに、初期ヒアリングから継続的な改善まで支援体制が整っています。
人材サービス、自治体、ECなど幅広い業種の顧客サポートで導入実績があり、電話問い合わせの削減や社内問い合わせ対応の効率化に寄与してきました。事務処理時間の削減など、業務負荷軽減につながる成果も報告されています。
カスタマーサポートに特化したAIチャットボット「KARAKURI」を提供し、問い合わせの直感的な解決とコールセンター負荷の軽減を支援しています。 正答率を重視したAI技術と使いやすい管理画面に加え、導入前の設計から運用定着までをカバーする伴走型サポート体制が強みです。
FAQの自動生成・自動最適化機能により、継続的なメンテナンス工数を抑えながら回答精度を維持できます。 また、複数のCRMとの連携やリアルタイムダッシュボードを活用することで、顧客体験の向上と業務効率化の両立を図ります。
AIチャットボット「KARAKURI chatbot」をはじめ、FAQ自動生成・改善支援ツール「KARAKURI smartFAQ」、有人チャット連携機能「KARAKURI talk」、フォーム・アンケート作成機能などを提供。 CRMや外部システムとの連携拡張にも対応し、導入前後のプランニングからAI学習支援、運用サポートまで幅広い領域をカバーしています。
メルカリ、WOWOW、SBI証券、ニッセン、蔦屋家電、GMOペイメントゲートウェイなど、 大規模EC・小売、金融、ITサービスを中心に、コンタクトセンターを有する企業で多数の導入実績があります。 問い合わせ削減や対応品質の安定化を通じて、カスタマーサポート業務の効率化と顧客体験向上を実現しています。
SELFは2014年設立のAI企業で、自社開発のAIエンジンとChatGPTなどのLLMを組み合わせ、問い合わせ対応を支援するソリューションを提供しています。 生成AIとRAG、AI-OCR、ハイブリッド検索を統合したチャットボットにより、ドキュメントやURLサイトをワンクリックで学習でき、シナリオ構築の工数を抑えた運用が可能です。
文章・画像解析に関する独自技術を活用し、回答のばらつきを抑制。 GPT-4oとの連携による多言語対応や回答内容の制御に加え、暗号化やユーザー別の情報制御など、セキュリティ面にも配慮した設計で、導入から運用定着までを支援します。
生成AIチャットボット「SELFBOT」の提供・構築を中心に、ドキュメント/URLの自動学習、AIフォーム、ハイブリッド検索、プロンプトカスタマイズ、会話評価・改善機能などを提供。 社内アシスタントや顧客対応用途に向けて、ファイルアップロードやWeb検索連携、個人情報入力制御にも対応しています。
金融(信販)、教育機関、自動車メーカーなど、大手企業や大学での導入実績があります。 社内外向けAIチャットの提供やFAQ対応の効率化を通じて、問い合わせ対応の精度向上や作業コスト削減に寄与してきました。
大手IT企業SCSKが提供するソリューションです。2013年からチャットボット開発に取り組み、蓄積した運用ノウハウをもとに開発された 「PrimeAgent」は、独自AIエンジンを活用し、少ない学習データでも実用水準の回答精度を目指せるAIチャットボットです。 Excelベースのプログラムレス運用により、専門知識がなくてもメンテナンスしやすく、表記ゆらぎ対応やスロットフィリング、シナリオ設定を組み合わせて複雑な質問にも対応できます。
7言語に対応した多言語運用や、API・RPA・メール連携による外部システムとの統合も特長。PoCから導入、運用委託まで段階的な支援体制を整え、実運用を見据えた導入をサポートしています。
AIチャットボット「PrimeAgent」の構築・運用支援を中心に、FAQメンテナンス、コールセンター業務支援、社内ヘルプデスクの自動化、グローバル対応などを提供。 API・SNS・RPA連携、カテゴリ検索、問い合わせ履歴の分析、運用アウトソーシングにも対応し、24時間対応体制の構築を支援します。
製造(家電)、医薬、金融など幅広い業種で問い合わせ対応の導入実績があります。 SCSK社内のITヘルプデスクでは問い合わせ件数削減に寄与した事例があり、製薬メーカーやクレジットカード会社などでも活用。 コールセンターやWebサポートの利便性向上を通じて、業務効率化と自己解決率向上を支えています。
Chat Support Baseは、チャットボット導入から運用代行、有人チャット運営までを一貫して支援する、カスタマーサポート領域に特化したBPO・コンサルティング企業です。 インターネットサービスで培った運用ノウハウを持つスタッフが、要件定義や業務設計、シナリオ・FAQ設計からチューニングまで伴走し、回答精度の向上とCX改善を支えています。
グループ企業(LINEヤフー)の知見や問い合わせデータ分析を生かし、ユーザー視点を重視した自然なチャット体験を設計。 導入後も継続的な改善を前提とした運用支援を行っている点が特徴です。
主なサービスは、CXデザイン・コンサルティング、チャットボット導入支援・運用代行、有人チャットサポート運営代行の3領域。 チャットボットの選定やKPI設計、スタッフトレーニング、FAQ作成・導線設計、ログ分析とチューニングまでをワンストップでカバーし、既存チャットボットの改善プロジェクトにも対応しています。
Chat Support Baseは、大規模オンラインサービスを中心に、チャットサポートやチャットボット運用を多数支援してきました。 LINEヤフー(Yahoo!ショッピング)における導入・チューニング支援では、利用データの分析と継続的な改善を通じて、ユーザーが必要な情報にたどり着きやすい体制づくりを支えた事例が公表されています。
エクレクトは、Zendeskの販売代理店かつ公認パートナーとして、導入から運用改善までをワンストップで支援するCXソリューション企業です。 幅広い業種・企業規模に対応し、カスタマーサポート基盤の構築に加え、AIチャットボットやFAQサイトの設計、外部システムとの連携までをカバーしています。
独自の開発力と専門スタッフによるきめ細かな導入支援が強みで、導入担当者の負担を抑えつつ、CX向上と業務効率化の両立を後押しします。
Zendeskの導入・活用支援、データ移行、カスタマイズやアプリケーション開発、チャット・メッセージング機能の追加、AIチャットボット「Cogmo Attend」との連携、FAQサイトの構築・運用支援などを提供。 各種API連携を活用した柔軟なシステム統合や、運用面での改善支援まで対応しています。
複数の大手企業におけるZendesk導入プロジェクトを支援。 銀行、製造、流通など多様な業種での導入事例があり、クラウドサービスに精通した専門スタッフが、業界特性を踏まえたZendesk活用を支えています。
カスタマーサポートにAIを導入する企業が増える一方で、
「何をゴールにするのか」によって、選ぶべき技術やパートナーは大きく異なります。
本ページでは、サポート領域におけるAI活用の3つの視点──
問い合わせの自律実行/オペレーター支援/顧客理解と改善──に分けて、
それぞれの目的にもっとも適した国内ベンダーをご紹介します。
高度な生成AIを搭載し、定型的な質問応答から予約・注文処理までを自律的に完了させるソリューションです。コスメブランドのLushでは、AIが初期対応を担うことで一次解決率60%を実現し、毎月360時間の業務削減に成功。美容サロンのHello Sugarでも予約プロセスの自動化などにより66%の自動化率を達成しています。単なる“FAQ誘導”ではなく、顧客の課題を直接解決するAIをスピーディに立ち上げたい企業に適しています。
“チャットに答える”のではなく、ユーザーの目的を理解し、自律的に問題を完了させるAIエージェント。返金・配送確認・キャンセル処理などの実行業務を人手を介さず完了できるのが特徴。導入は数クリック・短期間で完了し、サポート業務の40〜60%を自動処理する実績も。Zendesk導入実績は500件を超え※、味の素デジタルビジネスパートナー、ベースフード、SONY Bizなど業界を問わず支援してます。
音声認識AIを駆使し、コンタクトセンターにおける電話応対から後処理(ACW)までをシームレスに効率化するソリューションです。通話内容をリアルタイムでテキスト化し、適したFAQを自動提示します。通話終了後はCRMの入力項目に合わせて内容を自動要約するため、オペレーターは確認・微修正のみで記録が完了。北國銀行などの事例ではACWを約30%削減した実績があり、現場の業務負荷軽減適してます。
「人が主役」の設計思想のもと、コールセンター全体の能力とやりがいを高める支援に特化しています。独自の高精度な音声認識技術により、新人オペレーターでも迷わず正確な回答ができるようナビゲートします。また、SV(管理者)向けには、全オペレーターの状況のリアルタイムモニタリングや、感情変化・NGワードの検知アラート機能を提供。現場の心理的安全性を保ちながら、組織全体の応対品質向上と平準化を実現する点が評価されています。
カスタマーサポートに寄せられる声(VoC)だけでなく、Webサイトでの行動履歴や過去の購買データなど、企業のあらゆるデータを一元化する顧客データプラットフォームです。蓄積されたデータとAIを活用することで、解約リスクの予測や、顧客一人ひとりのニーズに合わせた的確なアクション案をリアルタイムに提示します。サポート窓口を高度化し、全社的なLTV(顧客生涯価値)の向上を推進したい企業に適しています。
トレジャーデータは、顧客データ活用領域に特化したプラットフォームを提供する企業です。企業が保有するWeb行動データやサービス利用履歴、問い合わせ情報などを統合し、顧客理解を深めるためのデータ基盤を構築できます。こうしたデータを活用することで、カスタマーサポートにおいても顧客の状況を把握しやすくなり、担当者への振り分けや対応判断に役立てることが可能になります。サポート部門だけでなく、マーケティングや営業部門とのデータ連携にも活用されており、顧客対応の質向上やアップセルにつながる取り組みを支える基盤として導入されています。