KARAKURIの導入事例

目次

KARAKURIは、2016年創業のカスタマーサポート領域に特化したスタートアップ企業です。質問意図特定に関する特許技術を有し、国内で複数の導入実績を持つ点を強みとしています。ここでは、KARAKURIが提供するサービスの特徴や強み、導入実績について紹介します。

KARAKURIの導入事例

導入前の課題

高島屋オンラインストアでは、コロナ禍でEC利用客が増加し、ログイン・マイページ等の問い合わせが急増。カスタマーセンターが対応しきれない状況になり、電話応答率の低下やメール返信の遅延が発生し、繁忙期(お中元・年末)の業務負荷増大が課題でした。

導入支援内容

KARAKURIチャットボットをログイン・マイページ以外にお問い合わせが発生しやすい箇所に設置し、24時間365日対応を実現。伴走型サポートで高精度AI構築・VoC分析機能導入、イベントページ拡張で自動対応範囲拡大を支援しました。

導入後の成果

チャットボットによる24時間対応が可能になったことで、ログインやマイページ関連の問い合わせを中心に自己解決が進み、電話・メール対応の負荷が軽減されました。繁忙期でも安定した応答体制を維持できるようになり、カスタマーセンターの応答率改善にも寄与しています。

また、チャットボット経由で取得した問い合わせデータを分析することで、ユーザーがつまずきやすいポイントを可視化。導線やページ改善につなげることで、回遊性や利用体験の向上にも活用されています。

KARAKURIの導入支援の特徴

カスタマーサポート領域に特化したAI技術を軸に、問い合わせ対応の自動化と運用効率の向上を支援しています。高い回答精度を実現する技術基盤に加え、CRM連携や運用支援まで含めた体制構築に強みがあります。

高精度な言語理解を活かした
問い合わせ対応

質問意図特定に関する独自技術を活用し、カスタマーサポート業務に適したAI活用を提供しています。ディープラーニングや自然言語処理を用いることで、問い合わせ文脈を正確に捉え、業務要件に即した回答を実現します。

FAQデータの管理や改善を前提とした設計により、少ない教師データでも精度を高めやすい点が特長です。分析ダッシュボードを活用することで、回答傾向や改善ポイントを把握しやすく、継続的な品質向上につなげられます。

運用を前提とした支援体制と
柔軟な連携

システムに不慣れな担当者でも扱いやすい管理画面と、導入初期から運用フェーズまでを支える支援体制により、短期間での立ち上げを可能にしています。設計・データ作成支援に加え、公開後の運用サポートまで含めた伴走型の支援が特徴です。

SalesforceやZendeskなどのCRMツール、各種APIとの連携にも対応しており、顧客属性や状況に応じた回答設計が可能です。業務に合わせた運用設計と改善を重ねることで、運用コストを抑えながら安定したサポート体制を構築できます。

KARAKURIの主な提供サービス

主に、カスタマーサポート領域におけるAI活用を中心としたソリューション提供を行っています。AIチャットボットの構築や生成AIエージェントの導入に加え、FAQサイトの自動構築・一元管理、有人チャット連携、CRM/API拡張などにも対応。プランニングやデータ作成、運用フェーズまでを含めた伴走型支援を強みとしています。

KARAKURIの主な導入実績

大規模EC・小売、金融、ITサービスなどコンタクトセンターを有する企業を中心に導入実績があります。メルカリ(問い合わせ対応の効率化)、東海東京証券(業務負荷の軽減)、SmartHR(顧客満足度の向上)、NTTコムウェアなど、幅広い業種の企業で成果を上げています。

KARAKURIの会社概要

所在地 東京都中央区築地2丁目7−3 CAMEL 築地2 5F
公式サイト https://about.karakuri.ai/

KARAKURIの導入支援に
ついてのまとめ

KARAKURIは、高精度な言語理解技術と直感的に扱える管理画面、導入から運用までを支える伴走型サポートを強みとしています。非IT部門でも運用しやすい設計により、問い合わせ対応の自動化と業務負荷の軽減を両立。メルカリやSBI証券などでの導入実績を通じて、コール対応負荷の削減や顧客満足度向上といった成果を上げています。

多チャネル化による問い合わせ増加に直面している中堅・大企業のうち、特にEC・金融・SaaSなどカスタマーサポートの品質が事業価値に直結する企業に適した選択肢といえるでしょう。

一方で、カスタマーサポートAI導入において重要なのは、ツールの性能そのものだけではありません。どの業務をAIに任せ、どこを人が担うのかという設計次第で、成果の方向性は大きく変わります。

AIに求める役割は企業によって異なります。オペレーター対応の効率化を重視するのか、ユーザーの声を経営判断に活かしたいのかによって、選ぶべき技術やアプローチは変わってきます。こうした違いを踏まえ、当メディアでは目的ごとに選択肢を整理しています。

CHECK
「AIになにを任せるか」
で選ぶ
カスタマーサポート
AIベンダー3選

カスタマーサポートにAIを導入する企業が増える一方で、
「何をゴールにするのか」によって、選ぶべき技術やパートナーは大きく異なります。
本ページでは、サポート領域におけるAI活用の3つの視点──
問い合わせの自律実行/オペレーター支援/顧客理解と改善──に分けて、
それぞれの目的にもっとも適した国内ベンダーをご紹介します。

問い合わせ実行
AIでユーザーの問い合わせを
自律的に完了できる
ZeQ
HPキャプチャ画像
引用元:ZeQ https://www.landingpage-synergy.com/2Rq9Jl1U/
解決に導く主なソリューション
Zendesk AI

高度な生成AIを搭載し、定型的な質問応答から予約・注文処理までを自律的に完了させるソリューションです。コスメブランドのLushでは、AIが初期対応を担うことで一次解決率60%を実現し、毎月360時間の業務削減に成功。美容サロンのHello Sugarでも予約プロセスの自動化などにより66%の自動化率を達成しています。単なる“FAQ誘導”ではなく、顧客の課題を直接解決するAIをスピーディに立ち上げたい企業に適しています。

ZeQの強み

“チャットに答える”のではなく、ユーザーの目的を理解し、自律的に問題を完了させるAIエージェント。返金・配送確認・キャンセル処理などの実行業務を人手を介さず完了できるのが特徴。導入は数クリック・短期間で完了し、サポート業務の40〜60%を自動処理する実績も。Zendesk導入実績は500件を超え、味の素デジタルビジネスパートナー、ベースフード、SONY Bizなど業界を問わず支援してます。

オペレーターの回答補助
AIで電話応対と後処理の
負担を減らせる
PKSHA Technology
HPキャプチャ画像
引用元:PKSHA Technology https://www.pkshatech.com/
解決に導く主なソリューション
PKSHA Speech Insight

音声認識AIを駆使し、コンタクトセンターにおける電話応対から後処理(ACW)までをシームレスに効率化するソリューションです。通話内容をリアルタイムでテキスト化し、適したFAQを自動提示します。通話終了後はCRMの入力項目に合わせて内容を自動要約するため、オペレーターは確認・微修正のみで記録が完了。北國銀行などの事例ではACWを約30%削減した実績があり、現場の業務負荷軽減適してます。

PKSHA Technologyの強み

「人が主役」の設計思想のもと、コールセンター全体の能力とやりがいを高める支援に特化しています。独自の高精度な音声認識技術により、新人オペレーターでも迷わず正確な回答ができるようナビゲートします。また、SV(管理者)向けには、全オペレーターの状況のリアルタイムモニタリングや、感情変化・NGワードの検知アラート機能を提供。現場の心理的安全性を保ちながら、組織全体の応対品質向上と平準化を実現する点が評価されています。

顧客理解・分析
AIで顧客データを統合し、
一人ひとりに適したサポート
提供できる
トレジャーデータ
HPキャプチャ画像
引用元:トレジャーデータ https://www.treasuredata.co.jp/about-us/
解決に導く主なソリューション
インテリジェントCDP

カスタマーサポートに寄せられる声(VoC)だけでなく、Webサイトでの行動履歴や過去の購買データなど、企業のあらゆるデータを一元化する顧客データプラットフォームです。蓄積されたデータとAIを活用することで、解約リスクの予測や、顧客一人ひとりのニーズに合わせた的確なアクション案をリアルタイムに提示します。サポート窓口を高度化し、全社的なLTV(顧客生涯価値)の向上を推進したい企業に適しています。

トレジャーデータの強み

トレジャーデータは、顧客データ活用領域に特化したプラットフォームを提供する企業です。企業が保有するWeb行動データやサービス利用履歴、問い合わせ情報などを統合し、顧客理解を深めるためのデータ基盤を構築できます。こうしたデータを活用することで、カスタマーサポートにおいても顧客の状況を把握しやすくなり、担当者への振り分けや対応判断に役立てることが可能になります。サポート部門だけでなく、マーケティングや営業部門とのデータ連携にも活用されており、顧客対応の質向上やアップセルにつながる取り組みを支える基盤として導入されています。